症状
いわゆる「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛み(腰痛)を指す一般的に用いられている名称(通称)で、病名や診断名ではありません。何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。しかし、下肢に痛みやしびれがあったり、力が入らないなどの症状があったりするときには椎間板ヘルニアや中年以上では腰部脊柱管狭窄症などの病気(疾患)の可能性もあります。さらに、がんが転移して弱くなった背骨の骨折(病的骨折)や、ばい菌による背骨や軟骨(椎間板)の化膿など重大な原因が潜んでいることも時にあります。通常ではない強い腰痛のときは整形外科を受診して正しい診断を受け、万が一にも重大な原因に対して手遅れにならないように注意する必要があります。
引用元
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ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう 腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は腰椎の脊柱管が狭窄し、脊髄や神経根が圧迫される疾患で、歩行時の腰痛や下肢の痺れが特徴です。
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ようついへんせいすべりしょう 腰椎変性すべり症
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ようついぶんりしょう・ぶんりすべりしょう 腰椎分離症・分離すべり症
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ようついついかんばんへるにあ 腰椎椎間板ヘルニア
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こっせつ 骨折
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