みなさん、こんにちは。
OKP with Life クリニック院長の岡野です。

先日、来院頂いた方よりクリニックの名前の由来についてご質問を頂きました。

もしかしたら、同じ疑問をお持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。
実はクリニックの名前を決める時、この名前ってどんな意味があるのかな？なんだろう、この変な名前は？など興味を持ってもらえれば嬉しいなと考えながら OKP with Lifeクリニックと命名しました。

そこで、今回は当クリニックの名前についてお話をさせて貰いたいと思います。
少し長くなり、また少しくだけた表現もありますがお読みいただければと思います。

私は岩手県盛岡市の高校を卒業後、埼玉医科大学に入学し平成15年に埼玉医科大学病院の整形外科に入局しました。大学病院で2年間研修医として学び、3年目になると医局の関連病院へ異動し勤務をしました。秩父市や朝霞市、西東京市などの病院で勤務をしましたが、一つの病院に勤務する期間は1年程度でした。ようやく慣れてきた頃に次の病院に異動する感じです。もしかしたら、皆さんも総合病院などで異動により担当医が変わってしまったという経験があるかもしれません。

いくつかの関連病院で勤務したあと医師6年目に大学病院に戻り、その後、脊椎（背骨、腰椎ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など）を専門として6年間学んできました。

6年大学病院で勤務をすると、毎月、3か月、半年、1年に一度と外来に受診して下さる方とのお付き合いも長くなります。もちろん手術後の経過確認などの受診なのですが、半年や1年に一度来てくれた方とは最近の生活や趣味の話で盛り上がることもありました。

僕はとてもその時間が好きでした。また来てもらえたこと、お会いできたこと、近況を教えてもらえることなどを嬉しいと感じていました。

その頃から、もう治ったから受診しなくて大丈夫！とか、もう岡野には会いたくない！と思われず、また受診したいなと思ってくれる方と

ずっと医師として一人の人間として関わって行きたい！

と考えるようになりました。

その後、想いを実現するタイミングがないままいくつかの病院を異動しました。そんな中、一昨年に縁あって当クリニックの母体であるこうのす共生病院の理事長（仲の良い後輩であり、尊敬する上司です。）から、この櫛引町でのクリニック新設の話がありました。僕は長年思っていた「この地域の方々とずっと関わる」を実現するチャンスだと感じました。

長年の想いからクリニックの理念は

あなたの人生に寄り添い、共に歩み続けるクリニック

としました。

そして、この想いを名前にも込め、大宮（O）櫛引（K）の人々（People）の人生と共に（with Life）歩み続けるクリニック、「OKP with Life クリニック」と命名しました。

少し長くなってしまいましたが、これからもこの地域の方々の人生に寄り添い、共に歩み続けるため努力していきますので宜しくお願いします。

追記

クリニックの名前の由来については本来の意味は上に記したのですが、実はもう一つとても小さな意味もあります。もし興味がございましたら診察室で聞いて下さい。そっとお教えしますので。

OKP with Life クリニック　院長　岡野良知