整形外科 / 内科 / 訪問診療 / 各種リハビリ

さいたま市大宮櫛引
整形外科 / 内科 / 訪問診療 / 各種リハビリ

お知らせ

2026.04.13 お子さんの背骨、大丈夫ですか? 側弯症の早期発見・フォローアップは当院へ

【重要】成長期に多い側弯症は早期発見がとても大切です。

学校健診で「側弯症の疑い」「整形外科を受診してください」と指摘を受けたら、まずは当院(OKP with Life クリニック)へご相談ください。
さいたま市北区にある当院では、脊椎専門医が全脊椎X線撮影を行い、側弯の有無・Cobb角・進行リスクを正確に評価します。
学校提出書類の作成から継続フォロー、必要時の専門施設紹介まで、一貫してサポートいたします。


岡野 良知(おかの よしとも)医師 監修

院長:一般整形外科疾患 脊椎疾患
資格:日本整形外科専門医、日本脊椎脊髄病学会会員

目次

側弯症(脊柱側弯症)とは?

側弯症とは、背骨(脊柱)が左右に曲がった状態をいいます。単純に「横に曲がる」だけでなく、椎体の回旋(ねじれ)を伴うことが多く、外見上では「肩の高さの左右差」「肋骨の隆起(肋骨隆起)」として現れます。

▶ 思春期特発性側弯症(AIS: Adolescent Idiopathic Scoliosis)

側弯症のうち約80〜85%は原因不明の「特発性」で、特に10〜18歳の思春期に発症する「思春期特発性側弯症(AIS)」が最多です。
・ 女性に約7倍多く発症(男女比 1:7)
・ 骨の成長が著しい「成長スパート期」に急速に進行しやすい
・ 初経前後(骨成熟度が低い時期)は特に進行リスクが高い
・ 軽度であれば自然経過で安定することも多いが、定期的な観察が不可欠

▶ こんなサインに気づいたらご受診を

  • 両肩の高さが左右で違う(肩の非対称)
  • 前かがみになると背中の片側が盛り上がる(肋骨隆起)
  • ウエストラインが左右で非対称
  •  学校の運動器健診・脊柱健診で「要精検」と判定された
  • 洋服が片側だけずり落ちる・スカートが回ってしまう

※ 成長期のお子さんは急速に側弯が進行することがあります。「少し様子を見よう」と放置せず、早めに専門医の診察を受けてください。

学校健診(脊柱側弯症検診)の仕組み

1979年から学校健康診断に側弯症検診が導入されました。2016年からは「運動器健診」として整形外科的な診察が制度化され、現在は以下のフローで二次精密検査へつながります。

ステップ内容実施者
① 家庭での事前チェック背骨・四肢の異常を保護者が確認保護者
② 学校健診(一次健診)視診・触診で側弯の疑いを判定学校医
③ 要精検の通知「整形外科受診」の通知書を発行学校
④ 二次健診(精密検査)全脊椎X線撮影 + Cobb角計測整形外科専門医
⑤ 治療方針決定経過観察 / 装具療法 / 専門紹介整形外科専門医

全脊椎撮影でわかること

当院では立位(立った状態)での全脊椎正面・側面X線撮影を行います。立位撮影は重力負荷がかかった実際の脊柱バランスを評価できるため、側弯症の精密検査において標準的な方法とされています。

評価項目内容臨床的意義
Cobb角背骨の曲がりの角度(°)側弯の重症度・治療適応の判定
リッサーサイン骨成熟度(Grade 0〜5)進行リスクの評価
椎体回旋度椎体のねじれ程度三次元的変形の把握
弯曲部位・型胸椎型・腰椎型・胸腰椎型など治療計画・装具選択に影響
側面像(矢状面)後弯・前弯のバランス評価姿勢・術前計画への活用

▶Cobb角(コブ角)の計測

Cobb角は側弯の程度を示す国際標準の指標です。
全脊椎X線撮影画像上で「最も傾いた上位椎体の上端線」と「最も傾いた下位椎体の下端線」に引いた垂線がなす角度として計測します。
・ 10°以上:側弯症と診断
・ 数値が大きいほど曲がりが強く、治療の必要性が高い
・ 定期的に計測することで、進行の有無を客観的に追跡できる

骨成熟度の評価(リッサーサイン)

リッサーサイン(Risser sign)は骨盤(腸骨稜)の骨化の進行度で骨成熟度を評価する指標です。
グレード0〜5で表し、グレードが低いほど骨が未成熟で側弯が進行しやすい状態です。
・ リッサーサイン 0〜1(骨成熟が未発達):高進行リスク → 密な経過観察が必要
・ リッサーサイン 4〜5(骨成熟完了):進行リスク低下 → 観察頻度を緩和可能
Cobb角とリッサーサインの両方を組み合わせることで、より精度の高い治療方針を立てられます。

治療方針の目安(国際ガイドライン SOSORTに準拠)

Cobb角骨成熟度対応観察頻度の目安
10°未満問わず側弯症に該当しない(経過観察)
10〜20°リッサー0〜1(成長期)経過観察 + 運動療法(PSSE)3〜6ヶ月ごと
20〜25°リッサー0〜2経過観察 + 運動療法、進行例は装具検討3〜6ヶ月ごと
25〜45°骨成熟前(未完了)装具療法(1日20時間以上着用が目安)3〜4ヶ月ごと
45°以上(胸椎)問わず専門病院へ紹介(手術適応の検討)専門施設に準拠

上記はあくまで一般的な目安です。初経の有無・進行速度・患者様の希望なども考慮して個別に判断します。
装具療法は骨成熟が完了した後は原則として適応外となります。

当院でできること

  • 全脊椎X線撮影
    (立位・正面・側面):立位正面・側面の全脊椎撮影。Cobb角・リッサーサイン・弯曲型を評価
  • 側弯症の二次健診(学校健診後の精密検査)
    学校健診「要精検」後の精密検査。診断書・学校提出書類の作成も対応
  • 学校提出書類の作成(健診結果の証明書など)
    Cobb角の定期計測・進行チェック。成長期を通じた長期管理
  • 継続フォローアップ(定期的な経過観察)
    経過観察プログラムの策定。軽度例への運動指導(PSSE含む)
  • 専門施設へのご紹介(高度治療が必要な場合)
    手術適応・高度装具が必要な場合、専門病院へ速やかに紹介状を作成

当院の強み

  • 脊椎専門医が直接診察
    院長は脊椎疾患の専門医。側弯症の診断・治療方針の決定から、専門施設への的確な紹介まで一貫して対応します。
  • 全脊椎立位X線撮影が可能
    立位での全脊椎正面・側面撮影を実施。Cobb角・リッサーサインをはじめ、弯曲型・矢状面バランスまで評価できます。
  • 地域の学校と連携
    大宮北区・周辺の小中学校からの学校健診後の二次精密検査を積極的に受け入れています。学校提出書類の作成にも対応。
  • 放課後・長期休暇に通いやすい
    水曜日は19時まで診療。夏休み・冬休み・春休み中も受付可能で、学業を妨げずに継続受診できます。
  • 痛みのない短時間の検査
    X線撮影は立った状態で行うだけ。痛みも苦痛もなく、数分で完了するためお子さんへの負担が最小限です
  • 成長期を通じた長期管理
    「一度診て終わり」ではなく、骨成熟が完了するまで定期フォローを継続。進行の見逃しを防ぎます。

来院から診療の流れ

① お電話またはWeb予約

② 健診結果・紹介状をお持ちのうえ受付へ

③ 診察(問診・視診・触診)

④ 全脊椎X線撮影

⑤ 画像診断・結果説明

⑥ 治療方針のご提案

⑦ 経過観察 / 継続フォロー / 専門施設へのご紹介

よくある質問(FAQ)

A. はい、できるだけ早めにご受診ください。特に成長期(10〜15歳)のお子さんは数ヶ月で急速に進行することがあります。「様子を見よう」と放置しているうちに、装具療法の適応時期を過ぎてしまうケースもあります。

A. 主に小学校高学年〜中学生(10〜15歳)が対象ですが、年齢に関わらずご相談ください。

A. 撮影はごく短時間で、被ばく量は非常に少ないため安全です。

A. 装具療法や手術が必要と判断された場合は、専門施設へご紹介いたします。

A. 学校の健診結果票・紹介状(お持ちの方)をご持参ください。保険証もお忘れなく。

まとめ・受診のすすめ

側弯症は「気づいた時が治療の始め」です。
成長期に適切な時期に適切な対応を行うことで、手術を回避できるケースも多くあります。

「学校で引っかかったけど大丈夫かな…」というご不安でも、お気軽にご相談ください。
脊椎専門医が丁寧に診察し、お子さんの状態に合った最適なプランをご提案いたします。

大宮北区・鉄道博物館駅そばのOKP with Life クリニックは、
地域のお子さんの健やかな成長を、専門的な医療で全力サポートします。

ご予約・お問い合わせ

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※水曜日のみ19:00まで診療

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