整形外科の症状 上肢（肩、肘、手首、手）が痛い・腫れ・しびれ

肩腱板断裂は、肩の関節を構成する腱が部分的または完全に裂ける状態で、痛みや動きの制限が主な症状です。

肘内障は、小児に特有で軽微な怪我などで、痛みや可動域制限を引き起こす病態です。

テニス肘は、上腕骨外側上顆部分で腱が炎症を起こし、痛みや握力低下を引き起こす状態です。

橈骨遠位端骨折は、前腕の橈骨の遠位端（手首側）が骨折する疾患で、手首の痛みや腫れが特徴です。

腱鞘炎は、腱とその周囲の腱鞘が炎症を起こすことにより、関節の痛みや腫れが生じる状態です。 ばね指は、指の屈筋腱が腱鞘内で滑らかに動かなくなり、指の曲げ伸ばしに痛みや制限が出る症状です。

手根管症候群は、手首の手根管内で正中神経が圧迫され、痛みや手指のしびれが発生する疾患です。

むち打ちとは、急激な頭部の前後動により頸椎周辺の筋肉や靭帯が損傷し、痛みやしびれが生じる症状です。

頸椎症性脊髄症は、頸椎の変性により脊髄が圧迫され、歩行障害や手指の不器用さが現れる疾患です。

頸椎症性神経根症は、頸椎の変性により神経根が圧迫され、手や腕への放散痛やしびれが生じる疾患です。

頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎の椎間板が変性・損傷し、神経根や脊髄を圧迫する疾患です。

ガングリオンは関節や腱鞘周囲にできる良性の腫瘤で、痛みや運動制限が生じることがあります。

関節リウマチは自己免疫疾患で関節が対称的に腫れて､とくに朝、こわばるようになります。

捻挫は関節を構成する靭帯が過度に伸びたり、損傷したりする疾患で、痛み、腫れ、運動制限が特徴です。

骨折は、骨が外力によって破損する疾患で、痛みや腫れ、変形、機能障害が主な症状です。